つまり、ぬいでいる

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言葉が詰まっています。
もどかしくもあり 充実もしています。
今はまだ与えてもらう事の多い自分。
だけど、そろそろ私も与える側、見守る側になっていく。硬いだけのイメージだった「責任」というものが、ピシッと私の背筋を伸ばし始めている。それが すごく心地が良くて、不安で、大切に思える。


もうすぐこの荒波の世界にやってくるであろう
君のことで 私は頭も心もいっぱいです
どんな顔をしているかな
どんな声をしているかな
今日も元気に過ごしているかな
そんなことばかり考えています

誰もまだ見ぬ君だけど
君がいることで 
こちらの世界の私たちも
随分と変わりました

少し距離のあった姉さんたちも
君のいる場所に触れたり 
話しかけたりすることで
会話が増えました
父さんも母さんも言葉にはしないけれど
笑顔も心配も増えました
嬉しいことなのです

私はというと、ついこの間まで
いつまでも甘えていたい
与えられるままの子どもの心でいたい
大人になって頭が硬くなるのは嫌だ
そう思っていた
だけど いつの間にかその思いが
自分の心行動を苦しめていました
そして 少しずつ
その思考を脱ぎ始めている今
君や君のお母さんが
これから生きる中で
困ったりつまづいたりした時に
しっかり手を差し伸べられる人間でいたい。
こころからそう思います

たった数ヶ月でこんなに変わるなんて
不思議でしょ?
自分が一番不思議に思っているのよ
だって 仕事や友達に対する姿勢まで
少しずつ変わってしまったのだから
同年代の人たちからすると 遅い成長 
だけど私は
今のこのスタイルがとても好き

でも まだまだ脱いでいる途中なの
奥の奥の方に何があるのか知りたい
脱げば脱ぐほど
色も肌触りも変わるよう
歯がゆくなったり 感動したり 
笑えるの

「大人」で括らなくっていいの 
視界は広くなり 行動も変わって
変わらないものは変わらなくて
心は豊かになっていく 
そう信じている そんな気がしている

君と出会う日はどんな色だろう
今はプカプカ浮いてる君
その肺をつかって
この世に存在を声を響かせる日を
楽しみに 楽しみに待っています


健やかに
どうか 健やかに
祈っている

そして
眠るだけ