見てよかった スペトラ


スペーストラベラーズ
金城武 池内博 安藤政信
扮する三人組が銀行強盗に入るも

職員と 客 それぞれに事情を抱えた
人質と 犯罪組織
スペーストラベラーズを結成し

不思議な仲間意識が生まれるという
ストーリー


初めてみた当時
深津絵里以外の役者が誰かなんて
知りもせず
ただただ 銀行強盗にはいったのに
ピザとろうぜだったり
銀行員の深津絵里が銃乱射したり

社会的にやっとることと 中身の人々のギャップに
とってもわくわくした

12年ぶりにみるということで
わたしの小学生の記憶は好印象でも
いまの自分になるとガッカリがおきたり
感動もワクワクもなくなってたりするんじゃないか。
と自分の捉え方の変化も楽しみだったのだけど

ほとんど色褪せなかった。
わたしはこの監督の
「踊る大操作戦シリーズ」
いくらか受け付けない。
「見てみろよ面白いから」的なものを感じてしまう
高い興業収入ばかり意識したように思えて
素直にみれないのだ。


しかし それ以前の作品となる
この映画は自分の思い入れの影響も少なからずあるからか別物だ。

社会的にはマイナスのテーマから
人々一人一人が抱える問題
芽生える信頼関係

ポジティブに作り上げていく
優しい毒まじりのコメディ

人間らしさが まだある作品故
受け入れやすく面白かった。

見てよかった
そんな気分の眠る前

今日は、すんなり眠れそうだ。